fluの話などなど
こんにちは
早くも2月になってしまいました…笑
留学して初めの1,2週間は今まで経験したことないような出来事や感情がたくさん押し寄せて、それだけで何ヶ月も経ったかのような気分でしたが、だんだん生活に慣れてくると、やはり毎日があっという間ですね。
このまま半年間(というかもうあと5ヶ月間)、途轍もないスピードで過ぎていってしまうんだろうなぁという気がして今から怖いです…
ただ授業や日々のイベントもなんだかんだ忙しく、まだこちらに着いてから日帰り旅行しかできていないので、早く遠出したいですねーー
あと最近は髭を伸ばし始めています。日本だとバイトで髭禁止なので、就活イベントまで少しの間伸ばしてみようかなーと笑
今回のトピックはこちら。
1. fluの話
今回の記事のタイトルにもなっていましたが…
こちらに来て1ヶ月足らずにして、インフルエンザ(推定)にかかってしまいました泣
まず僕がインフルエンザにかかる1週間くらい前に、フラットメイトからこんなことを言われました。
「いや興味本位で聞くだけなんだけど、お前「まだ」epidemicかかってない??」
そう、キッチンやトイレを共同利用する寮生活には付き物なのかもしれないですが、病が蔓延し始めると広まるのが早いんですね。
それを聞かれた時から、
「あぁこれは時間の問題かもな...」
と悟っていましたが...
そして1/28の月曜日、朝から喉が痛いかなぁなんて思っていたら、夜には気づけば39.2℃の熱が…( ;∀;)
そして喉、鼻はひどく、何より頭痛!!!
その晩は頭痛が酷すぎてしばらく全然寝つけませんでした…
翌日、すぐに熱が引けばいいなぁなんて期待もむなしくおさまる気配がないので、昼ごろに大学内のHealth Centreに予約の電話を入れようとしたところ…
「今日は予約いっぱいです、というかその日の予約はその日の朝一にしないとすぐ埋まっちゃいますよ」
とのこと!そんなことあるかいなーー
やはり大学内で病気が蔓延してるらしく、この時期のHealty Centreは常に患者がいっぱいなようです、、
そして言われたのが、
「薬局で相談したら?」
ということ。何それ??薬局でインフルの検査でもしてくれるん??
とまぁいろいろ疑問が湧き出てきまして、
イギリスの医療事情についてざっくり調べたのでまとめていきましょう!笑
まず、イギリスの国民(ビザ保有者なので僕のような留学生も対象)は、全員NHSという国民保健制度みたいなのに入らねばなりません。
イギリスに6ヶ月以上滞在する人は数万円の入会費を払わねばならないのですが、僕は滞在期間がぴったり6ヶ月(1月3日着の7月2日発)だったのでギリギリ無料でしたー笑
そしてNHSに入っていれば、イギリス国内の医療費は原則無料なのです!!!これはすごいですね。
※処方箋発行料や特別治療には別途お金がかかります。
ただし無料なのはNHSが管轄している国営の病院。私立のクリニックなどはけっこう高くつくらしいです。
そしてイギリスの国営の医療機関はけっこうテキトーなことが多い。
とりあえずのスタンスとして、まず風邪をひいたら「薬局で薬を買いなさい」という感じ笑
イギリスはけっこう薬剤師さんが風邪の相談など乗ってくれるらしく、なんとインフルエンザの予防接種は薬局で薬剤師さんに打ってもらいます笑笑
だからHealth Centreに行った時も「まず薬局行ったら?」って感じだったんですね。
しかし僕は薬局だけ行ってもなぁと思い、翌日まで寝て待って(その晩は39.3℃まで熱が出た)、翌日の朝一で予約の電話をかけました。
ただやはり電話は話し中状態が続き、結局直接赴くことに。
行って受付すると、「じゃあ12時」と。えぇまだオープンして10分経ってないのに…
とにかく時間になってやっと医者に診てもらったはいいが、
結局言われたのは「え、まだ薬飲んでないの!?なんで!まずは薬買って飲みなさい!!」
でした笑
そして「インフルエンザっぽいから検査してくれませんか?」と頼んでみたら、
「インフルの検査キットなんて置いてない」と…
もう日本とのインフルエンザの扱い方が全然違いますね…笑
そしてなぜかその時たまたま熱が低かったので、抗ウイルス剤も出せない、と言われてしまい、
結局薬局で解熱鎮痛剤だけ買って帰ればいいよ、とだけ言われて終わってしまいました…笑
そして勧められた解熱鎮痛剤も、日本では処方箋がなければ買えないまぁまぁ強めのやつ。
こちらでは誰でも簡単に買えるんですね。
それを買って飲みつつ、寝て治していきました…笑
その日は7℃台後半をさまよっていましたが、翌日には再び38℃台まで。それでも頑張って自力で治しました笑
1週間動けませんでしたし、かなり辛かったですが、これもこれで良い経験だったかなぁ、と。
寮からHealth Centreも薬局もスーパーも比較的近くてよかったです~
2. Chester Trip
もうだいぶ前になってしまいましたが、1/19に大学のinternational office主催のチェスターへの日帰り旅行に行ってきました〜
Warwickのinternational officeは留学生向けのイギリス国内旅行を隔週くらいで企画していて、行き帰りのバス含め格安で国内旅行ができます。
僕が参加できた初回がこのチェスターだったので(ちなみに次回はブリストルだったのですがインフルで参加できず…)、申し込んでみました。
同時期に交換留学で来ていた生徒たちもけっこう参加していて、僕はシンガポール人、中国人、台湾人の3人と一緒に回りました。
いくつか写真を載せます~
さてチェスターはというと、確かに街並みは綺麗で、大きい教会や街を取り囲む城壁などいろいろ魅力はあるのですが、
行ってみると思ったより小さい街…
まるでどこぞのコヴェントリー笑
1日でも時間が余ってしまいました笑
みんな、「何故ここを行き先に選んだんだろう、近くのリバプールの方が大きくて観るところいっぱいあるのに…」などと言っていました笑
天気も生憎の冷たい雨で、なかなか寒かったです
でもこうしてみんなで回る旅行も悪くないなーと思う1日でした。
ただ一緒に回ったみんな、写真撮りたがりすぎ…笑
皆ことあるごとにそれぞれの写真を撮りあいます。
「僕は写真撮られるのあんま好きじゃないから…」と言っても、
「いいじゃん!!今日で撮られ慣れよう!!!」
などと言われ、僕もたくさん撮ってもらいました笑
こんな感じで...笑
中でも唯一の女子だった中国人は、後で見てみるとなぜかインスタのフォロワー数がフォロー数の10倍以上いるようないわゆる「インスタグラマー」で!
本人もなぜかわからないとのことですが、びっくりしました笑
チェスター自体そこまで見所いっぱい!という感じではなかったですが、楽しかったですし参加してよかったです~
ちなみに帰り道、3台あったバスのうち1台が故障するという事件が発生笑笑
ギリギリ2台に生徒を押し込んで、事なきを得た感じでした…笑
3. Birminghamについて
Warwick大学から一番近い「都市」にあたるのが、イギリス第二の都市バーミンガムです。
前回のブログもバーミンガムへの行きのバスで書いて、今も実はバーミンガムからの帰り道です(たぶん今日中に書き終わらないので続きは後日ですが)。
前回も今回も、バーミンガムに行く第一の目的は
ライブ参戦
です!!
僕の二大お気に入りUKバンド
THE 1975
がそれぞれたまたまアルバムツアー中で、これは行くしかない!と。
そしてそのついでに昼間は観光してきました。
先日行ってきたのは、
- 聖フィリップ大聖堂(バーミンガム大聖堂)
- New Street駅(バーミンガムのセントラルの駅)
- ショッピングモール→昼食は日本の豚骨ラーメンの店!
- バーミンガム美術館・博物館
- バーミンガム公共図書館
- ARENA BIRMINGHAM(THE 1975ライブ)
でした。
昼食のラーメン屋は、
「こちら来てからまともなラーメン食べてない!
都会のバーミンガムならちゃんとしたラーメン屋があるはずだ!!」
と思って調べて見つけて行った、その名も
「TONKOTSU」(そのまま笑)
メニューはこちら。
豚骨ラーメン以外も置いているんですね。
肝心のラーメンはこんなやつ!
味はというと…
まぁ確かにここまで食べてきたラーメンもどきのサムシングに比べると、ちゃんとラーメンでした!笑
日本だとやっていける味ではないかもしれませんが、まぁこちらで食べるなら許容かな、といった感じ(辛口でごめんなさい笑)
この日回った観光地はどれも入場料無料なんですよ!!
美術館・博物館はけっこう見応えがあり、バーミンガムの歴史がよくわかりました。
とりあえずバーミンガムの写真をいくつか。
まずは街で撮ったいろいろ。
続いて大聖堂。
そして個性的すぎる駅舎、駅の中、路面電車。
ミュージアムとその横の市議会、さらに横のタウンホール。
しかし僕がこの日一番感動した場所が、
図書館!!!!!
見てくださいこの奇抜すぎるビジュアル!
というか図書館なのにここまでデカいのか!?
なんと地上10階地下1階の11階建て。
中はとても綺麗で、市民のくつろぎスペースになっていました。
最上階には、シェイクスピアの展示室、そして展望室!!
バーミンガムの街が一望できました(動画しか撮っていなくて、その切り取りの画像ですすみません...笑)
こんな図書館日本にもほしいですね、、
さてそんなこんなでTHE 1975のライブ!!
まずチケットなのですが、こちらのチケットサイトは(一般発売だと)日本と違って、座席がすでに提示されていて選択肢の中から選べるんですね。
で、最初見たサイトはもうあまり良くない(その分安いけど)席しかなかったのですが、もしやと思い別のサイトを覗くと、ビンゴ!
たった1席だけ、良席が残っていました!!!
£5くらい高いですがそんなのお構いなし、即購入しました。
全体でも残り21席しかなく(大きいアリーナなのに)、焦っていて、不要なはずのチケット保険£5(行けなくなった時に返金されるやつ)にまで申し込んでしまいましたが、もう何でもいいです笑
さて当日。
Arena Birmingham日本でいうところの代々木第一体育館くらいの感じ。
日本だと座席指定ならある程度荷物持って行っても大丈夫なので、こちらもそうだろうと思っていたら、、、
入り口で「この大きさはアウトですね笑」
と言われ、泣く泣く£10(高い!!)払って荷物預け入れ。
さらにカメラまで没収され(当たり前といえば当たり前)、結局身軽になってやっとこさ入場。
今回のライブは、海外ではよくあるやつですが「オープニングアクト」が2組も付いていました。
しかし観客のみなさん思ったよりもオープ二ングアクトには集まらないんですねぇ
1組目がNo RomeというHip Hopアーティストで、メインアクトのTHE 1975ともコラボ曲を出す(あとで本編でやってました)ほどの新進気鋭アーティストですが、客足はまだまだという感じでした。
一度立席して、アリーナ外の店(食べ物が充実!)でフィッシュ&チップスとビールを買って、座席で食べました。イギリス感ある~笑
次のアクトのPale Wavesになると、やはり人気もあって、けっこう集まってきました。
いやぁかっこよかった!!!
もっと聞いていたかった。
しかし何はともあれメインはTHE 1975です!!
開場18時だったのに、メインアクト開始はなんと20:50でした笑
こちらのライブはフル参戦すると長丁場なんですね!
念願のTHE 1975のライブ。演奏もさることながら、ライブ演出まで本当にかっこいい。
こちらの観客はイメージ通りライブ中も踊ったり歌ったり自由に楽しんでいますが、その雰囲気も似合うような、本当に楽しい空間でした。
途中婚約しているカップルを募って最前列のさらに前の特等席に2人だけ呼ぶという粋なサプライズもあり、本当に楽しかった!!
あっという間のひと時でした。
そして2週間ほど経って(途中インフルにもなりつつ笑)、
本日が2回目のバーミンガム。
今回は朝10時まで大学のセミナーがあったこともあり、回れる場所は限られていましたが、
前回営業していなかった
「Back to Backs」
に行くことができました。
これは、19世紀後半から20世紀前半にかけて実際に使われていた住居に当時の暮らしが再現されており、
当時の非常に貧しく厳しい暮らし、そしてそこに暮らす人々と時代の変遷を知ることができるというもの。
ツアー参加のみでの入場で、事前に予約して参加しました。
当時の人々は本当に苦しい暮らしをしていて、それから時代の変遷によって少しずつ改善されていったのだなぁと。
ただそもそもこの住居群自体、バーミンガムの再開発と共にほとんどが取り壊されたらしく、ほんの少し残った部分が今Back to Backsとしてナショナルトラストにより保存されているとのことです。
行ってよかったです。バーミンガムで一番おすすめの観光スポットですね。英語の聞き取り必須ですけど。
そしてこのツアー、13時から15時まで2時間ぶっ通しだったので、終わった頃にはお腹ペコペコ。その辺のファストフードに入りたい気持ちを抑えて、市の中心部から少し離れた「バルティトライアングル」と呼ばれる地域にある、バルティの老舗「Shababs」へ。
そもそもバルティとは、バーミンガムで独自に発達したカレー料理で、鉄板にキーマっぽく水気が少ないカレーが入ったものみたいな感じです。
僕はmeat & vegetablesのバルティ、そしてチーズナンを注文。
15:30くらいだったので店内には誰もいなかったのですが…
出てきたバルティとチーズナン、どちらも熱々!ボリュームも最高。
見てくださいこのナンを満たすチーズを…!!
そして食べてみると、、、
こんなに美味いものがイギリスにも存在したのか!!!!!!
間違いなくイギリスへ来てから最も美味しい料理でした。
わざわざ来た甲斐があったなぁと思いつつ、あっという間に平らげてしまいました笑
そして、そういえばまだ拝んでいなかったなぁと思って、この
雄牛の像(春節仕様になってる笑)
を見に行きました。特に何の感情も起こりませんでした笑
そしていよいよ、O2 Academy Birminghamというライブハウスへ!
とうとうCHVRCHESのライブです!!!!
CHVRCHESは海外アーティストで初めて僕が好きになったバンドで、彼女らが留学中にツアーをやると知った時、これは絶対に観に行くしかない!と楽しみにしていたライブでした。
スタンディングのチケットを買いましたが、
こちらのライブハウスは基本的に入場は「早い者勝ち」なんですね!
ということで、でもそんなに前の方じゃなくてもまぁ仕方ないかと思いつつも開場1時間前に到着したのですが、、
(あれ、思ったよりまだ客少ない??)
こちらの人たち、思ったよりも「なるべく前の方に」みたいな執着心薄いんですね。
そもそも日本で先着順でライブなんてしたら泊まり込みの客が現れますよね笑笑
こちらでないと成り立たない入場体制ですね
このライブのオープニングアクトはLet's Eat Grandma。
直訳すると「おばあちゃん食べよう」なんですけど、
これはイギリスで子供の頃によく耳にする、
「句読点がないと文の意味が変わっちゃうね!」
の典型例なんだそうです(Let's eat, grandma!が正しい)。
この名前を日本語っぽくしたら、
「ここではきものを脱いでください」
でしょうか笑笑
彼女らのライブは本当にただただ十代の少女たちが好きなことして楽しんでる!という感じでおもしろかったです!
突然踊りだしたり、リコーダーや鉄琴を使ったり、手遊びを始めたかと思えば死んだふり!?まで笑
新進気鋭!という感じでした。
そしてCHVRCHES...!!!
目の前に!!!Lauren Mayberryが!!!いる!!!!!
歌って踊っている!!!!!!
目の前の光景がただただ夢のようで、本当にあっという間のライブでした。
まさに女神。美人でした。
2人のイケおじたち(笑)もかっこよかった!!
重低音がズンズン響く、最高のライブでした~~~~~
CHVRCHESのライブは絶対にまたいつか行きたいですね!!
とまぁ今回は色々と書きたいことを書き殴るみたいに書いてしまって、文章構成がめちゃくちゃになってしまいましたが、、
今回はこんな感じで終わります~~
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